まっくどなあーるど

たぶん最後のマック
失敗ばかりで悔しかった
前夜が前夜なだけに
落ち着けなかった

しっぱいっばっかで
最後の最後まで迷惑かけて
泣かないって決めたのに
泣いても店長とA先輩の前では見せないって決めたのに

ばっればれだった


笑顔でお疲れ様ですといったつもりだった
店長には負けた
全てを悟り
全てを知っているあの方には勝てなかった
勝てるはずが無い

もう涙目だったのもあるけど

だからもう泣くなよ～
大丈夫か、エリカ

笑顔のパパ。

大丈夫です!

何が大丈夫だ
だの時点で顔がゆがみまくっていた

先輩も笑っていた
本心かどうかはわかんないけど

だけど笑ってくれただけでうれしかった

最後まで役にたてんかった
そういって大声で泣いた

終わったことだと二人は責めなかった

名札はどうすれば良いですか

期待されていたころ名札に貼られたシール
私の無駄にした期待の証

それは預かっておきます
待ってますよ

さらに泣いた

なんで？
なんでこんなあたしを待っててくれるん?

疑問の中うれしさがいっぱいになって泣いた

泣かれんなよエリカー!

これからこれよりつらいことがあるんだ
もっとつらいことがあるんだよ
涙はそのときまでとっておきましょう？

そういってくれた先輩と店長

必死で引き止めてくれた二人
常連さんまで私のこと引き止めてくれて
心配してくれて

うれしくてたまらなかった
すんごく幸せだった

逃げたいときもあった
つらいときもあった
皆さんがいたから
私は今ここにいます

先輩
○田さん
店長

言葉では言い尽くせないほどの尊敬と感謝でいっぱいです

行く前に
先輩に
本当にありがとうございます
本当にありがとうございます
といった

その感謝の言葉は
本心だ

嘘偽り無い

こんな私を




本当にありがとうございます
こんな職場にはもう二度と出会えないと思っています
店長
あなたはとってもすごい方です
言葉にできないほど
すんごく尊敬できる方です

むしろ
あなたについていかない人間はいないと思ってしまうほど

あなたの言葉の一つ一つは
すごい。

パパと呼ばれるだけある
本当にお父さんみたいに
時には叱り
褒めて
見守り

私には絶対なれない人間です



がんばります
がんばります